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イタリアの歩き方|絶対行くべき都市3選。ホカンスならどこ?

イタリアの歩き方
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みなさんは学生時代のバイト代や社会人のボーナス、何に使っていますか?

何を隠そう、筆者は海外旅行に毎年つぎ込んでいました。

自分のパスポートをバイト代で発行した日のことは今でも覚えています。

「真っ白な渡航記録のページを各国のスタンプでいっぱいにするんだ!」

そんな思いで海外各国に渡っていた筆者。

独断と偏見でイタリアの絶対行くべき都市3選、見どころ・注意点などをご紹介します。

5日間では絶対に足りないイタリア

今回、紹介する国はイタリア。

飽食の国である日本人にとっては、食事がおいしくないと旅は楽しめませんよね。

その点、イタリアはパスタやピザ、ジェラートといった馴染みのある食事ばかり!

そして有名な観光スポットも多く、本当に見どころがいっぱい!

ヨーロッパ初心者さんに全力でおすすめしたい国です。

イタリアの見どころマップ

イタリアの見どころは本当に多いので、どこを回ればいいのか悩みがちです。

個人的にぜひ押さえておきたい場所をまとめてみました。

イタリア名所マップ
都市名名所
ミラノ(流行の中心)ドゥオーモ(大聖堂)、ガレリア(高級ショッピングモール)
ベネチア(水の都)街並み全体が名所!ゴンドラ
ベローナ「ロミオとジュリエット」の舞台
ピサピサの斜塔
フィレンツェ(花の都)「花の聖母教会」ドゥオーモ、ウフィツィ美術館、ヴェッキオ橋
トスカーナ地方(中部イタリア)サンジミニャーノ、シエナ(中世の街並み)
バチカン市国バチカン美術館、サン・ピエトロ大聖堂
ローマ(首都)コロッセオ、トレビの泉、パンテオン、「ローマの休日」の舞台(スペイン広場、真実の口など)、フォロ・ロマーノ(遺跡)、サンタンジェロ城
ナポリ(リゾート地)カプリ島(青の洞窟)、アマルフィ海岸(絶景)
えーたパパ

いや、多いよ!!!!!

ゆきママ

本当に多いんです!!

日本も、北海道と東京、大阪、京都、沖縄…みたいに行くべきところが多いようにイタリアも名所ばかり!

イタリアは、流行の最先端のおしゃれな街から中世(13~14世紀くらい)の風景が残った街まで、さまざまな姿を見せてくれる国ですよ。

可能であれば、3都市で1週間、4都市~で10日間以上の滞在がおすすめ。

難しい場合は外せない都市を決めてから、ツアーを探すのがおすすめですよ。

  • とにかく有名な街を回りたい:ベネチア、ミラノ、フィレンツェ、ローマ
  • 遺跡や絶景が見たい:ベネチア、トスカーナ、ローマ、ナポリ
  • 芸術に触れたい:フィレンツェ、バチカン市国、ベローナ
  • 異国を満喫したい:ベネチア、ローマ、バチカン市国、ピサ

ちなみに著者は「6泊8日」で上の全都市回りました。しかし地獄の弾丸旅行。
高速バスを駆使し、毎朝6時起床・チェックアウト→バス移動中に爆睡→観光→バスで爆睡→観光→夜中に次のホテルにチェックイン。という鬼畜の旅プランでした。

ゆきママ

悪いことは言わない。
都市をしぼってゆっくり観光するか、日程を増やそう

えーたパパ

体力があり余っている20代だったからできた旅だね…。そんな旅行絶対イヤだ(笑)

【3選】絶対行ってほしいイタリアの都市

どの都市も違った魅力があってステキなのですが、独断で3都市選ばせていただきました。

ベネチア(ベニス)

絶対に行くべき都市!非日常かつ異国感を全身で感じることができるのでおすすめです。

ベネチアといえば水上都市。

ゴンドラは少しお値段が張りますが、せっかくなので乗ることをおすすめします。

ゴンドラでは有名な橋の下をくぐったり、建造物や街並みを水路から眺めることができます。

カンツォーネ(歌)付きのゴンドラもあるよ!

細い生活水路みたいな場所も通るのでベネチア市民の生活を知ることができて楽しいですよ。

各民家に水路に直接出ることができる小舟があり、ベネチアのお母さんたちが小舟に乗って買い物に出かける様子を目撃することも。

ゆきママ

大きな橋を見るなら水上バスでも!
ゆったり見て回りたいならゴンドラがおすすめ!

また、もちろんベネチアは歩いて散策するのも楽しいです。

世界遺産である「サン・マルコ寺院」は一見の価値あり。

大理石のモザイク床や、聖マルコ像、有翼の金獅子、モザイク画で描かれた「最後の審判」など見どころが多い寺院になります。

その目の前に広がるサン・マルコ広場はずどーんと広い広場。

観光客が一度は通る場所なので、とにかく人が多いです!あと鳩!

サン・マルコ広場には世界最古のカフェ「カフェ・フローリアン」があり、厳かな雰囲気の店内で飲むカフェラテは格別ですよ。

意外と空いていて、並ばずに入れました♪

1,720年に創業開始した世界最古のカフェ

ベネチアの地上歩きでは、細いクネクネした路地や小さな橋が無数にあるので、ちょっとした探検気分も味わうことができます。

住んでいる方も観光客慣れしていてとても優しいので、現地の方との交流もおすすめですよ。(ただし英語が喋れる方は一部)

イタリアでの現地の方との交流体験記はこちら

バチカン市国(ローマ)

せっかくイタリアに行ったならぜひ足を伸ばしてほしいのが、バチカン市国です。

バチカン市国は国自体が世界遺産に登録されていますよ。

サン・ピエトロ大聖堂のクーポラから見える景色

ローマの北部にあるので、ローマ散策のついでに寄れるのも嬉しいポイント。

少し遠くにはローマの観光スポットである赤茶色の「サンタンジェロ城」も見えますよ。

ゆきママ

サンタンジェロ城はルパン三世に出てくる「カリオストロ城」にそっくり!
実はモデルになったお城なんです♪

また、映画「天使と悪魔」で一躍有名になったのが、「サンタンジェロ城」、バチカン市国の「バチカン宮殿」、「サン・ピエトロ大聖堂」が隠し通路でつながっているということ!!

わくわくしませんか?

テヴェレ川をまたいでつながる隠し通路「パッセット・ディ・ボルゴ(Passetto di Borgo)」

歴代の教皇が緊急時の避難路に使ったり、プライベートな訳あり会合へ出向くときに使ったりと、長い歴史の中でひっそりと活用されていたそうです。

そんなロマンが詰まったバチカン市国は、東京ディズニーランドくらいのとても小さな国ですが、見どころいっぱいです!

バチカン市国の代表的な観光地が「バチカン美術館」です。

世界最大級の美術館であり、作品の収容数も段違いです。

すべての美術品を見て回ろうと思うと3~4時間は必要になると思います。

・古代ギリシャ時代の彫刻「ラオコーン像」
・ラファエロ「アテネの学堂」
・ミケランジェロ「アダムの創造」「最後の審判」

有名な美術品はもちろん必見なのですが、美術館自体が美術品のような状態!

システィーナ礼拝堂以外は写真撮影OKなので、カメラの容量をしっかり空けてから来訪することをおすすめします!(筆者は200枚以上写真撮りました。笑)

また、バチカン市国を見渡すことができる、「サン・ピエトロ大聖堂」は中に入る&登る価値あり

さすがカトリックの総本山。

聖堂の内部はものすごく豪華で素晴らしさに圧倒されます…!

サン・ピエトロ大聖堂はクーポラと呼ばれる見晴らし台へ上ることもできます。

クーポラからはバチカン市国とローマ北部を見渡すことができ、美しいシンメトリーに溜息が出ること間違いなしです。

そして、「サンタンジェロ城」と「バチカン宮殿」とつながる隠し通路がどこを通っているかを想像しながら地上を見下ろすのも楽しいですよ。

ぜひ登ることをおすすめします!!

階段とエレベーターの2ルートで登ることができるので、お好きな方を選んでチケットを購入してくださいね。

・階段ルート:階段551段、入場料8ユーロ
・エレベーター:階段320段、入場料10ユーロ

※執筆当時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

ゆきママ

気合入れて登ろう!笑

バチカン市国の足元は、ほぼタイル張り石畳

ぜひ歩き慣れたスニーカーで訪れてみてくださいね!

(余談)スイス兵めっちゃカッコイイですよ

サンジミニャーノ(トスカーナ地方、フィレンツェ)

ヨーロッパに来たー!!という気分が上がるのが、サンジミニャーノ(塔の町)。

山腹にある都市で個人手配ではアクセスが難しいので、初心者はツアーを利用して訪れるのがおすすめです。(フィレンツェから車・バスで1時間くらいの立地)

9世紀~12世紀にかけて大きく発展したサンジミニャーノは、14本の塔が並ぶ不思議な街並みが特徴的です。

当時の貴族たちの富と権力であった高い塔は、13世紀には72本まで増えたそうですが、14世紀半ばにペストの流行、貴族の内乱が起こり、街は一気に衰退。

以後、再開発などもされず、中世のままの姿を残した「時が止まった街」になります。

サンジミニャーノの名産は、チーズ、トリュフ生ハム、ポルチーニ茸、ドライトマト、白ワイン!最高!

どれも絶品でお土産としても大人気ですよ。

ワイナリーもあるので、美しい景色を見ながら青空の下、ワインの飲み比べをしてみては?

とってもキレイで爽やかな白ワイン

また、サンジミニャーノの広場には世界チャンピオンになったことがある、ジェラート屋さんがあります。(1月~2月はお休みが多いみたい)

ゆきママ

めちゃくちゃ人気で大行列だよ!時間に余裕を持って行こう

サンジミニャーノで筆者が気に入って購入したのは、色彩豊かな絵が描かれた食器・キッチン用品

かわいい小鉢をたくさん購入して、オリーブオイルの小瓶と共にお土産で配ると喜ばれました!

お皿やカトラリー、陶器が素敵!

個人旅行でサンジミニャーノを訪れるにはフィレンツェから出る路線バスに乗る必要があります。(本数はめちゃくちゃ少ないので時刻表を要確認!)

日帰りで訪れる街になるので、フィレンツェに拠点を置いて足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

ゆきママ

3選と言いながら、ローマ、フィレンツェも訪れるチョイスになりました。
選びきれない!笑

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イタリアの注意点、いまいちなところ

さて、ここまでイタリアの魅力を思う存分語ってきた筆者ですが、注意点もお伝えしておきます。

スリに注意!

温かい人が多い、と書きましたが、当然ながら異国の地なので油断は禁物です。

特にローマは観光客が多く、どこもかしこも有名な場所は人ごみです。

そのためスリが非常に多いのでご注意ください。

ゆきママ

実際にツアーに参加していた日本人男性が財布スラれてたよ!
幸い旅行用財布だったそうで、パスポートやカード類は無事だったそう。

財布の抜き取り、ショルダーバッグの紐を切って持ち逃げなど、最悪のケースを想定して貴重品を管理しておきましょうね!

万が一のために、パスポートとクレジットカード、少しの現金は首から下げておくことをおすすめします。

これにプラスして、筆者は靴の中にユーロ紙幣数枚とホテルの名前を書いたメモを仕込んでいました。(スパイか。笑)

とにかく移動が多い!歩く!

イタリアの観光地は、徒歩移動がメインです。

二階建ての観光バス、京都の人力車?

そんなものに乗って悠々と見て回ることはできません!笑

迷路のような地図を片手にウロウロと歩き回るのが基本です。

それが旅の醍醐味でもあり楽しいのですが、とにかく歩くので履きなれたスニーカーで行きましょう。

ただし、流行の最先端であるミラノのガレリアにあるシャネルやルイ・ヴィトンなどで爆買いするつもりなら、キレイめファッションがおすすめ。

Tシャツ・スニーカーの方もいますが、少し周囲から浮いてしまうかも。

東京の銀座感覚で訪れると精神上安心かもしれません。

ゆきママ

もしドレスコードのあるお店(リストランテ)に行く場合は、ハイヒールと上品なワンピースが必要。男性も気を付けてね!

青の洞窟は運次第

南イタリアといえば、カプリ島と「青の洞窟」が有名ですよね。

カプリ島は、ソレント半島の先約5km、ナポリの真南に位置しています。

かわいらしい陶器や名産のリモンチェッロなどのお土産屋さんがずらりと並び、観光客でにぎわっていますよ。

イッテQでもイモトさんが行ってましたね!

とっても神秘的な深いブルーの「青の洞窟」。

ですが、洞窟へ入るボートは入口ギリギリを通るので、快晴であっても波の高さによって入れないこともあります。

特に冬場は催行中止になる確率が高めです。

朝から一日中不催行という日もあれば、お天気の回復を待って午後からは再オープンという日もあるので、洞窟に入れるかどうかは運次第

ナポリまで足をのばして結局行けないかもしれない…。でも行きたい。

気持ちはとても分かります。善行を積んで天に祈りましょう!笑

ホテルが微妙なとこが多い

筆者は弾丸ツアーだったので滞在中に合計4つのホテルに泊まりました。(6泊のうち1泊は機中泊、もう1泊は2連泊)

選ぶホテルのランクにもよりますが、一泊2~3万円のホテルはビジネスホテルのようなホテル。

いわゆる高級ホテルに泊まりたい場合は一泊10万円程度かかるので注意です。

一般的にツアーなどで採用されるホテルは一泊2~3万円のホテルになりがちなので、ホテルの満足度は低くなりがちです。

HIS イタリアのホテル特集より引用

また、こればかりは泊まってみないと分かりませんが、筆者が泊まったホテルは清掃が行き届いていないところがありました。

ゆきママ

トイレが汚かったの…涙

古めかしいホテルで最近改装していないところは、カーテンがかび臭い、ほこりっぽいなど、清潔好きな日本人には少し辛いかもしれません。

個人手配の場合や、ツアーでもホテルのランクを選べる場合は、口コミを参考にグレードアップを検討してもいいかも!

ホカンスなら5ツ星ホテル、高級アパートがおすすめ

イタリアは見どころが多いのでホカンス(ホテルでゆっくりバカンス)というよりは、各地を見て回るのがおすすめです。

ですが、もしホカンスするなら…、二度目以降のイタリアならこんなホテルはいかがでしょうか?

ローマ「sacra mysteria vatican」

ローマにあるアパートメント「sacra mysteria vatican」は、バチカン市国のほど近くに立つホテル。

歴史あるローマにぴったりの内装で、アートとアンティーク家具が特徴的ですよ。

ローマ ホテル

booking.comより引用

独立したベッドルーム2室、キッチン(ミニバー付)が付いているので、2家族以上の利用にもぴったりです。

キッチン付きなので日本から持ち込んだ食材を調理するもよし、スーパーで購入した現地の食に触れるもよし。

「サン・ピエトロ大聖堂」まで500m、「サンタンジェロ城」まで1kmほどなので徒歩で観光も楽しむことができますよ。

アパートメント(大人6名利用)約200,000円/泊

※執筆当時の情報です。最新の情報はホテル公式サイトをご確認ください。

ベネチア「バリオーニ ホテル ルナ」

ホカンスなら非日常の光景が広がるベネチアはいかがですか?

「バリオーニ ルナ ホテル」とも呼ばれますが、正式名称は「バリオーニ ホテル ルナ ザ リーディング ホテルズ オブ ザ ワールド」と超長い、比較的新しいホテルです。

ベネチア ホテル

客室内は、アンティーク家具、ムラーノ島のガラス(ヴェネツィアングラス)のシャンデリア、大理石のバスルーム、ミニバー…と、とにかくラグジュアリー!

一部のスイートルームからは、ベネチアのラグーンを見渡せるので一生忘れられない滞在になること間違いなしです。(お値段も忘れられないけどね!!笑)

デラックス ダブルルーム(大人2名1室利用) 約170,000円/泊
テラススイート(大人2名1室利用)約1,000,000円/泊

※執筆当時の情報です。最新の情報はホテル公式サイトをご確認ください。

ベネチア「カ サグレド ホテル」

さて、「高いわ!」「高すぎて泊まれるかー!」という読者の声が聞こえてきた気がするので、手が届く範囲のラグジュアリーホテルもご紹介しておきます。

こちらもベネチアの老舗ホテルです。

カ サグレド ホテル

なんとエレガントな14世紀の建物に居を構えたホテル。

ベネチアの大運河の景色を一望できるホテルで、典型的なベネチアンスタイルの豪華な装飾で仕上げられています。

サンマルコ寺院から徒歩15分のベネチアの静かなエリアにあるので、観光客のガヤガヤした声なども心配不要。

運河を眺めながらゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

また、「カ サグレド ホテル」はウェディングプランも人気なので、世界の美しい花嫁さんに会えるかも。

デラックス ダブルルーム(大人2名1室利用) 約60,000円/泊

※執筆当時の情報です。最新の情報はホテル公式サイトをご確認ください。

見どころいっぱいのイタリアをぜひ楽しんで!

イタリアは見どころが多く、日本人の旅行客が多い国です。

そのため、ツアーも豊富に用意されており初めてのヨーロッパ旅行にもぴったりですよ。

ファッションの最先端の街であるミラノ、「花の都」と呼ばれるフィレンツェ、 斜塔が有名なピサ、青の洞窟が人気のナポリ。

そして、筆者のおすすめ都市である、ベネチア、バチカン市国(ローマ)、トスカーナ!

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ぜひ旅行先に選んでみてくださいね。

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