X(旧Twitter)収益化について、最近よく耳にするようになりましたね。
実はX収益化の収益金を受け取るには、収益化達成後に申請をする必要がありますよ。
この記事では、実際にX収益化し毎月収益を得ている筆者が、X収益化の申請方法(Stripe登録内容など)をわかりやすく解説します。
より詳しくX収益化について知りたい方は、こちらの記事も合わせて読んでみてくださいね。
⇒ X収益化を3日で達成した具体的な方法を徹底解説(note)
※当記事の「X収益化」は広告収益を得るプログラムを指しています。「サブスクリプション」とは異なりますのでご注意ください。
X(旧Twitter)で広告収益を得るには申請が必要
X収益化の「広告収益分配プログラム」に参加し収益を得るには申請が必要になります。
- 収益化の条件をクリアする
- 収益化の申請(stripeの登録)
- 収益金額の通知
- Stripe登録口座への入金
申請するための条件
X収益化「広告収益分配プログラム」の申請にあたり、次の条件を満たす必要があります。
- フォロワー数:500人以上
- 直近3ヶ月間のインプレッション数:合計500万回以上
- Xの収益化プログラムが提供されている国に居住している
- 18歳以上である
- プロフィール情報(アカウント名、自己紹介、プロフィール写真、ヘッダー画像など)がすべて表示されている
※Xヘルプセンター 「Xにおけるクリエイターの収益化に関する規定」等より抜粋
上記は規定などから抜粋したものになりますが、最新の情報はXヘルプセンターをご確認くださいね。
ちなみに2024年5月27日時点の規定は以下のとおりです。
この記事を執筆当時の規定では「500万インプレッション」という文言は確認できませんでした。
ですが、実際にX収益化の通知は500万インプレッションを超えたタイミングで来るため、記載されていないものの事実と思われます。(一般的に最も難しい条件が500万インプレッションと言われています。)
条件達成後にXから申請が必要
広告収益配分を受け取るためには、X収益化の条件を達成したのちに申請が必要です。
X収益化条件を達成した際には以下のような通知がXに届きますよ。
登録しているメールにも通知が来るよ
申請の内容としては、決済システムのstripe(ストライプ)のアカウント作成をすることのみです。
申請は約10分ほどあれば完了しますよ。
X(旧Twitter)収益化|stripeの設定・申請方法
X収益化で広告収益配分を受け取るために必要な、stripe(ストライプ)の申請方法を実際の設定画面とともに解説します。
1.stripeのアカウントと連携させる
スマホの画面キャプチャーで解説していきます。
Xのメニューから「収益を得る」を選択し、以下の画面を立ち上げます。
「広告収益配分」を選択し、Stripeアカウントの連携に進みます。
2.本人端末確認
メールアドレスと携帯電話番号を入力します。
SMSで6桁の確認コードが送られてくるので入力します。
3.個人情報の登録
Stripeに申請する個人情報を入力します。
ここからの入力例は「個人・日本在住の日本人」の場合になります。
「日本」・「個人事業主」を選択し、個人情報を入力します。
4.W-8証明書の設定(税金の申請)
ここから、最も重要な税金関係の設定に進みます。
「W-8/W-9証明」はアメリカの納税申告書になります。
X収益化の収益はアメリカからの送金になるので本来アメリカの税金がかかりますが、アメリカの納税者ではないことを申請することでアメリカの税金を免除することができますよ。
実際の入力画面は以下のとおりです。
アメリカ人ではないことを申告し、「アメリカ居住者以外の納税者番号」にマイナンバーカードの個人番号を記入します。
「租税条約請求」の項目で、源泉徴収率の引き下げ請求を行います。(デフォルト設定は30%になっているはず)
源泉徴収率を0%に変更します。
これって税率を変更しなかったり、マイナンバーを入力しなかったらどうなるの?
不利益を被るかも!マイナンバーもほぼ必須のようです
税率を変更しなかったせいで30%などの税率がかかった例はまだ見たことがないのですが、突然さかのぼって課税される可能性はあると思います。
また、マイナンバーについては、仮にStripeで登録しなくても銀行側で提出を求められるケースが多々ありますよ。(海外からの送金の受け取りにはマイナンバーの届けが必要なため)
5.入金用口座の設定
W-8証明書の入力画面に署名し続行すると、入金用口座の設定に進みます。
X収益化の収益を入金する銀行口座情報を記入します。
ただし、銀行によっては海外送金に手数料が発生する場合があるので、ご注意ください。
- 東京UFJ銀行
- ソニー銀行
この2行以外にも手数料無料の銀行はあるようですが、確証がないためご自身で調べるか銀行に問合せてみてくださいね。
Xで情報が出ている銀行情報はこちらからご確認ください。
私はUFJ利用で、フォロワーさんの多くがソニー銀行を利用しています
6.最終確認して送信
確認画面が表示されるので、問題なければ送信して申請完了です。
銀行口座のおすすめは?手数料一覧(口座設定)
筆者が実際に手数料がかからないことを確認できているのは、UFJ銀行とソニー銀行ですが、そのほかにも手数料無料の銀行があります。
手数料無料・有料、そもそも登録不可の情報が出ている銀行情報をまとめました。
口座設定の際の参考にしてくださいね。
銀行 | 手数料 |
東京UFJ銀行 | 無料 |
ソニー銀行 | 無料 |
三井住友銀行(SMBC) | 無料 |
SBI新生銀行 | 無料 |
みずほ銀行 | 無料 ※有料の情報もあり |
東京スター銀行 | 無料 ※銀行から確認連絡あり |
地方銀行 | 2,500円(一部無料の銀行あり) |
住信SBI銀行 | 2,500円 |
楽天銀行 | —(登録不可) |
ゆうちょ銀行 | ー(登録不可) |
※2024年5月29日時点の拾得情報です。
※筆者が確認を取れているのは「東京UFJ銀行」「ソニー銀行」のみ。
手数料無料の情報
三井住友銀行は、手数料無料の報告が複数あるためおそらく無料で間違いないと思われます。
SBI新生銀行についても、手数料無料の情報がありました。
みずほ銀行については、手数料無料の声と2,500円かかったという声の双方が確認できました。
東京スター銀行は手数料無料の声が複数ありましたが、銀行から確認の連絡が入るそうです。手間がかかるのが嫌でなければ利用できそうですね。
広島銀行や、千葉の地方銀行など、一部の地銀で手数料無料の声がありました。
一方で2,500円かかった、窓口に呼び出されたなどの声も見受けられたので、地方銀行を利用する場合は銀行へ確認した方が安心ですね。
手数料有料の銀行(おすすめできない)
手数料がかかったと複数声が出ているのが、住信SBI銀行でした。
手数料2,500円がかかることは確定のようです。
そもそも登録できない
stripeに登録できない銀行は、2行確認されています。
楽天銀行とゆうちょ銀行は登録不可とのことなので、ご注意ください。
納税者番号とは?日本の個人のTINはマイナンバー
Stripeの申請方法を解説した際に出てきた「納税者番号」について、なにそれ?という方も多いのではないでしょうか。
個人の場合は「マイナンバーの番号」を入れるように案内しましたが、良く分からないのに個人情報を登録するのは怖いですよね。
ここでは、その理由をご紹介します。
納税者番号(TIN)とは
納税者番号(TIN)は、納税者番号制度で求められる番号のことです。
TINはTax Identification Numberの略です。
この納税者番号制度は納税者を管理する制度のことであり、世界各国で導入されています。
納税する年齢に達した国民に固有の番号を割当て、所得や資産、納税の状況などを一元的に把握出来るシステムのことを指していますよ。
日本における納税者番号(TIN)
それでは日本のTINは何になるかというと、一般的な個人の方は「マイナンバー」の番号が該当します。
国税庁Webページ「各国・地域の納税者番号制度に関する情報」より抜粋
法人の場合は、国税庁に登録されている法人番号が該当しますよ。
法人番号が不明の場合は、国税庁のWebページ「法人番号公表サイト」で検索が可能です。
設定・申請をしっかりしてX収益化の収益を受け取ろう
X収益化の収益を受けとるまでは以下のステップのとおりとなっており、申請手続きが必要です。
- 収益化の条件をクリアする
- 収益化の申請(stripeの登録)
- 収益金額の通知
- Stripe登録口座への入金
本記事では最も迷いがちなStripeの申請方法を解説させていただきました。
X収益化についてより詳しく知りたい方は、noteも合わせてチェックしてみてくださいね。
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