息子の幼稚園にいる、強キャラのボスママ「ボス美」とのエピソードを紹介します♪
前話(ep2)まででボス美との会話が成立するまでを紹介しましたが、一切の忖度無し、我が子が1番なボス美に見事に翻弄され、精神ズタボロで帰宅した私。
ほぼ初対面で何故ここまで失礼なことを言われなければいけないのか!
と怒りをパワーに変えて、引き続きママ付き合いに参戦するのでした。
\ 前話はこちら /
登場人物 紹介
ゆきママ
当ブログの執筆者。
2児の母。
長男マロを幼稚園に入園させるもママ付き合いで数か月悩み、今は逆に面白くなってきて暴言が出る度キター!と内心小躍りしている。
マロ
ゆきママの愛する長男。
おっとり系男子。
ビビりでちょっとどんくさい。甘えん坊。
ボス美
幼稚園の古株。ボスママ。
プレクラスから入園かつ、小1の長女も同園を卒業している最古株。主婦。
マウント大好き。自虐に見せかけた自慢多数。
問答無用で子供の動画を見せるのが最近のブーム。
王子
ボス美の息子。
優しい、利発そう、運動神経抜群。
ボス美の息子なのになぜ?というくらい
温和で繊細。空気読める系男子。
※「マロ」「ボス美」「王子」は偽名です。(当たり前)
ボス美のマウントラッシュとお手本の押し売り
息子マロの楽しい幼稚園生活を守るため、ママ付き合いをもっと積極的にしよう!
最低限、ボス美と和やかに会話できるレベルになりたい!
と、内心あまり行きたくなかった降園後の遊びに参加し始めました。
行先は幼稚園の近所にある公園。
幼稚園終わりの時間は、いつも同じ幼稚園の園児たちでほぼ占領状態。
公園にある遊具は結構充実していて、うんてい・鉄棒・滑り台・登り棒・ハシゴなど。
息子マロも大興奮で、次から次へと色んな遊具を試していました。
ママ!あれやってきても良い?!
いいよ、いいよ~
お友達と仲良く遊んでね~
ボス美は出席率90%くらいらしく、その日も当然来ていましたが、子供たちがバラバラに遊んでいたので親も自然とばらけ、ほぼ会話無し。
一緒に遊びに来ているお友達4~5人とも仲良く遊べていたし、マロも楽しそうだし、「今日は来て良かったなぁ」と思っていました。
そんな中、マロの声が聞こえました。
うわぁ~!〇〇ちゃんすごい!!!
ぼくは怖すぎるから無理~~~
高さ2m以上ある登り棒をしゅるしゅる降りてくる同級生女子をすごいすごい!と褒めたたえていました。
わー!!本当だね!
〇〇ちゃんすごいー!!上手に降りられるね!
これには私もびっくり。
年少さんで登り棒が出来るだなんて想像もしていませんでした。
ちなみに、マロはドが付くほどの高所恐怖症(びびり)…。
恐怖心が無さそうなのも羨ましいし、レベル差の大きさに驚愕!!
マロもやってみる?
できちゃうかもよ~!(やってみて!是非!)
無理無理むり!こわい!!!
そっか、高いからちょっと怖いか~(だよねー☆笑)
〇〇ちゃんすごかったねぇ~♪
と予想通り、息子マロを挑戦させることに失敗していた私(笑)
すると・・・
あれさー、去年は王子しか出来なくてさ~!
と突然、ボス美がカットイーーーーーーーーーーーン!!!
いつの間にそばに来た?!
まぁプレで出来る子なんて中々居ないんだけどね。
しかも王子、早生まれなんだけどね!
ホラ、前も言ったとおり3月生まれだからさ。
王子がみんなの前でいつもやってたから
○○ちゃんも最近できるようになったみたいなのよね!
からの、流れるような怒涛のマウントラッシュきたーーーー!!!!!!
めっちゃ自慢するやん!すごい鼻高々やん!!!(笑)
そうなんですね~!
王子君、運動神経抜群なんですね!
いや、全然普通よ、普通。(スンッ・・・)
ええええええーーーーーっ?!
いや、さっき貴女、「プレで出来る子は居ない」「しかも早生まれ」「王子だけ出来てた」とか、散々言ってたじゃん!
なんなの、褒められるとスンッてしちゃうの?(笑)
ねー!王子!
ちょっとこっち来てマロ君にお手本見せてあげて!
えっ・・・
うん分かった
そして完全にボス美の独壇場へ。
止める間も無く、王子君による模範演技が開始。
王子君、違うところで遊んでいたのに突然呼びつけられ登り棒させられる。
息子マロ、ただ地面に突っ立って演技を見せられる。
なにこれ(笑)
(しゅるしゅるしゅる~♪)
王子くん、すごーーーい!!(ぱちぱち♪)
マロくん、ありがとう!えへへ
王子君、上手だね!
すごい!すごい!
ありがと・・・!(テレテレ)
マロ君、こうやってやるのよ。
王子の真似してやってみると良いよ。
まぁ、すぐには出来ないと思うから練習だね!
う、うん・・・
あ、王子、もう大丈夫だよ
う、うん・・・
ビビリのマロ、完全におびえている。
「ママ、ぼくこれ出来ないし、やりたくないよ・・・?」と心の声が聞こえる(笑)
うん、良いのよ。無理してやらなくて。
ボス美と離れた際に「王子くんは凄かったけど、やりたくなった時にやればいい」と伝えると、マロも少しホッとした様子。
ボス美、、、同級生に対して頼んでもいないのに「お手本見せてあげる」って一体どういうポジション・・・?
その場では王子君に「ありがとねー!」と和やかにしていましたが、またもや内心イラっとしながらの帰宅でした。
そして、その晩。
またもや晩酌の時間に夫に愚痴りました(笑)
いきなり「手本見せてあげる」はヤバイでしょ!
どんだけ上からなの?!
しかも、また3月生まれアピール・・・!
ボス美の息子「王子君」もママに振り回されて大変だな・・・と3歳児なのに苦労している「王子君」に、勝手ながら心の中でエールを送っておきました。
王子君、本当に登り棒上手だったよ!!
私がママならものすごく褒めちぎるよ!!すごい!
・・・ボス美と仲良くなれる気がしない。
表面的には和やかなのかもしれないけど、
ストレスで禿げそう。
と、またもや心が折れそうな私でした。
あとがき
今回は、公園でのエピソードでした。
全然親しくないし、同級生だし、息子より月齢小さいアピールされてるし、そもそも頼んでないし、という状況下で素直に「お手本見せてくれてありがと~」とは思えない心の狭い私でした。
また、ep2で「ヨイショしていればご機嫌が取れる」と学習したのですが、ボス美の褒めてほしいポイントが良く分からず、ますますどう接していけばいいのか悩むのでした。
\ 次話はこちら /
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!