朝までぐっすり眠ってくれない…、眠れない。
そんな悩みを抱えているお母さん、お父さんは多いですよね。
きっとこの記事にたどり着いた方は今まさに悩んでらっしゃることと思います。
5歳・3歳の男の子を育てている筆者自身も約4年前同じ悩みを抱えていました。
母親である私が不眠が続いた結果、体調を崩しドクターストップがかかるほどでした。
長男が1歳になるまでは数々のネントレ、夜間断乳のHow to本を読んだりと、試行錯誤の毎日だったことをよく覚えています。
今回は、そんな夜間断乳に挑んだ経験から、夜間断乳の鉄則・成功のコツをご紹介します。
我が家は夜間断乳には3度失敗…。
4度目で成功しました!
\ 前編(3度の失敗記録)はこちら /
夜間断乳を成功させる鉄則
夜間断乳をしようかな、進め方に悩んでいる方に向けて、まずお伝えしたいのが「鉄則」です!
夜間断乳に挑戦するなら、これだけは絶対に守った方がいいというものはこちらです。
- 夜間断乳を始めたらやりきること(途中で諦めない)
- 断乳中の夜泣き対応はなるべく親の負担の少ない手法にする
(トントン、子守歌、なでるだけ等)
えっ、鉄則って言うけど普通のことじゃない…?
ほう?
そう思うってことはほぼ私に丸投げしてたからじゃない?
ギクッ!
そうなんです。簡単なこと、当たり前なことに思えますよね?
でも、夜間断乳を実際に始めたら痛感すると思いますが、夜間断乳って本当に辛いんです。
子どもも当然辛いけど、泣いている我が子を見ている親も同じかそれ以上に辛いです。
(怖がらせるつもりはありませんが、本当にパートナーの方と共に知っておいてほしいです。)
心が折れて諦めたくもなりますし、泣き過ぎて可哀想だから抱っこで寝かしつけてあげよう、あまりに泣いて近所迷惑だからドライブに出かけようなどと決意が揺らぐ場面が多々出てきます。
でも、ちょっと待ってください。
もちろん、寝かしつけも夜間断乳もどんな方法を取るのも自由なのですが、
- 諦める → リトライまで1ヵ月は空けた方が良い&さらに難易度UP
- 抱っこ → 今後も抱っこで寝かしつけになるおそれ
- ドライブ → 癖になるおそれ
という弊害もあるということを頭に入れておいてほしいです。
夜間断乳をする方は安眠のためにやっている方が大多数だと思います。
なので、今後ご自身が安眠できなくなる、継続できない方法はなるべく避けた方が良いですよ!
夜間断乳 成功のコツ5つ
鉄則を念頭に置いた上で、夜間断乳を成功させるコツを紹介します。
わが家が実践して特に効果があった方法はこちらです。
1.パパが参加できるスケジュール設定
夜間断乳をスムーズに成功させる1番のコツは、協力者の存在だと思います。
パパでも祖父母でも良いので、可能であれば、ママ以外の大人に協力してもらうのが早道ですよ!
ママのみで対応していると、どうしても目の前におっぱいがあるので子どもは欲しくなりますし、ママ自身も1人ぼっちで大泣きする子どもと向き合い続けるのは辛いです。
せめて物理的な協力が難しくても、夜間断乳について理解・応援してもらいましょう!
どうやってパパに夜間断乳に参加してもらうのか
わが家は、夫の連休に合わせて夜間断乳の決行日を設定しました。
この期間は夜間断乳に全力を尽くせるよう、遊びや外出の予定は一切入れませんでした。
夜眠れなかったら日中に寝よう、と夫婦で決めていましたよ。
また、過去3度の失敗経験から、長男は3日間などの短期間で夜間断乳が完了しないことが明白だったので、就寝時間を少し遅めの21時頃に設定し、寝かしつけはパパの担当としました。
連休明けの勤務日にもなるべく参加してもらいましたよ。
寝かしつけ自体、ほぼ初挑戦…。
過去3度の夜間断乳ではほとんど活躍してなかったので、4度目にしてやっと本格的に参加した形でした
ありがとね!感謝してます!
感謝されると嬉しいな!
でも、それ以上にこんなに辛かったんだ…と驚いたよ
ママが寝かしつけをするとおっぱいを諦めづらいようですが、わが家の長男はパパが寝かしつけ、ママは別室待機にすると諦めがつくようで眠ってくれました!
本当にパパ様様、感謝でいっぱいです。
2.子どもに気持ちを整理する時間を与える
夜間断乳の決行日が決まったらカレンダーに印をつけ、息子に夜間断乳することを伝えました。
また、「なぜ?」と聞かれたらポジティブな理由を伝えて、息子のやる気を引き出すように心掛けました。
- おっぱい無しで寝れるようになったら、ぐっすり眠れて気持ち良いよ
- 背がぐーーんと大きくなっちゃうかも!
- 赤ちゃんはもう卒業でお兄ちゃんになるね、カッコイイね!
そして、2週間前からカレンダーに×を付けて毎日一緒にカウントダウンしていきました。
ちゃんと伝わってるかは別として、ぼんやりとでも「おっぱいとお別れ」と理解してもらえたらOKです♪
3.生活リズムを整えて入眠しやすく
0~1歳児の生活リズムを完全に整えるのは無理です。
育児書や育児コラムであるモデル例を守るのは無理!理想論なので気にしなくてOKです。
わが家では、夜間断乳を決意した日から約1ヵ月間かけて食事・お風呂の時間をなるべく一定にするように心掛けました。
出来る範囲でOK!食事とお風呂の時間ならコントロールしやすいです
お昼寝も本当は調整した方が良いと思いますが、たいていの場合、睡眠をコントロールするのは無理です。
実際、1歳頃の長男は全然寝ない日もあれば、時間関係なく突然寝たり、無理に起こすと物凄く不機嫌になったりとコントロール不可能でした。
あまりに長時間(2時間半以上)寝るようだったら、眠りの浅そうなタイミングで起こすことをたまに試すくらいで精一杯。
起こすのもギャン泣きされたら嫌だから、なるべく避けたいよね…
自然に起きてもらえるように、あえてテレビの音量を大きくしたり音楽を流したりしていたね!
日中の過ごし方としては、なるべく外に連れて行き、たっぷり日光を浴びさせることを意識しました。
外の刺激や遊びで疲れさせると入眠しやすいので、児童館や公園など積極的に連れまわしました。
4.入眠儀式をつくる
長男はおっぱいで眠る以外では、長時間の抱っこでしか眠りませんでした。
1歳頃だと約10kgあるので毎日抱っこで寝かしつけるには限界があります。
おっぱい、抱っこに代わる寝かしつけ方法を確立する必要があると思い、良いとされる方法を片っ端から試して、合う方法を探しました。
- タオルケット(ママの匂い付き)
- 絵本の読み聞かせ
- ぬいぐるみやおもちゃ達への「おやすみ」挨拶
読み聞かせる絵本は図書館で気になる作品を借りてきても良いですし、赤ちゃんを連れて外出するのが大変な場合は電子書籍でも構わないと思います。
電子書籍では、「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)」で読み放題対象になっている無料で読める絵本がたくさんあるのでおすすめです。
また、疲れている際はYouTubeの読み聞かせ動画を活用するのも一手ですよ。
ちなみに、入眠儀式=勝手に眠る方法、ではなく寝る前の行動をルーチン化することで「そろそろ寝る時間だな」と子どもが理解し、寝る気持ちに持っていきやすくする方法です。
当時1歳の長男に効果があった3つの入眠儀式は、5歳の現在でも継続しているものばかり。
いまだに眠たくなるとタオルケットを取り出してイジイジし始め、夜眠る前には「絵本を2冊読んでほしい」とおねだりしてきます。
ちなみに、おもちゃへの「おやすみ」挨拶は、家族で布団に転がって「おやすみ」と言い合うようになると自然に無くなりました。
\ 読み聞かせアプリも試す価値あり♪ /
5.おっぱいを見せない
何を言っているんだ?と思われるかもしれませんが、夜間断乳を始めると、子どもは「大好きなおっぱいを我慢」させられることになります。
特に、当時1歳の長男は日中の授乳がほぼ無くなっていたこともあり、夜間断乳=卒乳でした。
息子の気持ちを考えてみると、「本当は別れたくないのに強制的に別れさせられる」といった感じかなと思いました。
そんな時にチラチラと視界に入ると諦めがつきづらいし、熱が再燃しそうじゃないですか?
そんな想像から、夜間断乳を始めて完全に成功するまでおっぱいを見せないようにしました。
お風呂についてはパパに入れてもらうか、私が入れる場合は着衣のまま入浴していました。
夜間断乳の進め方のコツまとめ
わが家の夜間断乳のコツは参考になりましたでしょうか?
お子さんに合う方法は子どもそれぞれ!
今回紹介した方法以外にも、ただ添い寝すればOK、寝かしつけBGM、プラネタリウム等
色々あるので是非試してみてくださいね。
\ 前編(3度の失敗記録など)はこちら /
みなさんとお子さんが朝まで眠れるようになることを祈っています!